刑事事件を弁護士に依頼するメリット
刑事事件の加害者となってしまった場合、日常生活から引きはがされることになります。
本人もその家族も何とかして日常生活に戻りたいと考えることでしょう。
しかし、自力で刑事事件を解決することは非常に困難です。
本稿では、外国人が刑事事件を弁護士に依頼するメリットについて解説していきます。
舟渡国際法律事務所では無罪判決の実績があります。
法的手続きの理解と対応
日本の刑事手続きは日本語で進められることはもちろん、手続き自体が複雑であることから、弁護士に依頼することで、逮捕から起訴までの流れを適切に説明し、適切な対応を助言してくれます。
取調べ時のサポート
日本では、取調べが長時間に及ぶことが少なくありません。
また、供述した内容が直接裁判に影響を及ぼすことから、弁護士に依頼することで、供述の仕方について助言を受けたり、不当な取調べに対し抗議をしたりすることが可能です。
保釈や早期釈放の可能性
弁護士は、保釈請求や不起訴処分を求める活動を行います。
そのため、適切な弁護活動があれば早期釈放の可能性が高まります。
言語の壁をサポート
日本語が得意な外国人の方でも、専門的な法律用語となると大きくハードルが上がります。
弁護士が通訳を手配したり、分かりやすく説明したりすることで意思疎通がスムーズとなります。
大使館や家族との連絡
逮捕された外国人は弁護士を通じて自国の大使館や家族と連絡を取ることが可能です。
これによって、身柄の保全や支援を受けることが可能となります。
厳罰の回避
日本の刑事裁判は有罪率が非常に高く、適切な弁護を受けないと重い刑罰を科される可能性もあります。
弁護士は刑を軽減するために交渉を行い、裁判で有利な主張を展開することに努めます。
難民申請や在留資格への影響の対応
逮捕や有罪判決が、在留資格や難民申請に影響を与えることもあるため、弁護士に依頼することで、在留資格を維持するための法的対応をとることが可能となります。
特に外国人が当事者となる刑事事件の場合には、入管法との関係上、不起訴処分を獲得することが重要になります。
仮に、強制退去の対象になってしまった場合でも、在留特別許可等の手続きがありますので、諦めずにご相談ください。
まとめ
本稿では、外国人が刑事事件を弁護士に依頼するメリットについて解説しました。
特に、外国人の場合には日本の法制度に精通した弁護士の助けを受けることは非常に重要なポイントとなります。
舟渡国際法律事務所は東京都千代田区で刑事事件をはじめとする様々な案件を扱っております。
刑事手続きについてお悩みの際はお気軽に舟渡国際法律事務所へご相談ください。